大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



日本人選手の参戦も増え注目! 各国のウインターリーグの特色とは?【ベネズエラ・メキシコ・カリビアンシリーズ編】

2020/04/30

text By



メキシコ

第1回開催年:1945年
最多優勝チーム:ナランヘーロス・デ・エルモシージョ(16回)
現チャンピオンチーム:トマテーロス・デ・クリアカン
参加チーム:10
 
 正式名称はリーガ・メヒカーナ・デル・パシフィコ。パシフィコ(太平洋)と名付けられている通り、参加チームの本拠地は太平洋側に集中している。
 
 MLBの3A扱いとなっているメキシカンサマーリーグと、このウインターリーグの両方でプレーしている選手が多い。福岡ソフトバンクホークスの萩原健太・中南米担当スカウトは、プレーレベル、インフラ面などを含めたリーグの質は今やドミニカに次ぐと評価している。
 
 ソフトバング時代の五十嵐亮太投手(東京ヤクルトスワローズ・2016年)、オコエ瑠偉外野手(東北楽天ゴールデンイーグルス・2017年)、乙坂智外野手(2017、2018年)、関根大気外野手(2019)など、近年では毎年コンスタントにNPBから選手が派遣されている。

【次ページ】カリビアンシリーズ
1 2 3 4