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千葉ロッテマリーンズ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>

2022/12/03

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産経新聞社



第5位 ブライアン・ウォーレン

右投右打
在籍期間 3年(1998〜2000)
成績 109試合(124回2/3)、6勝5敗49セーブ、58奪三振、防御率2.45
 
 クローザーを任せられるなどリリーフとして活躍したウォーレン。抜群の制球力とツーシームを武器にゴロアウトを多く築いた。
 
 アメリカ合衆国出身、身長185センチ、体重81キロ。ニューメキシコ州大から1990年のMLBドラフト43巡目でデトロイト・タイガースに入団。シンシナティ・レッズやテキサス・レンジャーズなどの傘下チームでプレーするも、メジャー昇格はなかった。
 
 1998年からは台湾リーグの和信ホエールズへと戦いの場を移すと、そこでの活躍が評価され、ロッテの目に留まった。同年の途中からマリーンズに入団すると、リリーフとして登板を重ね、チーム事情からクローザーも任された。29投球回で防御率0.93という圧巻ともいえる内容でチームを支えた。
 

 
 翌99年は開幕からクローザーを務め、シーズンを通して活躍。49試合登板で防御率1点台、30セーブを記録し、最優秀救援投手のタイトルも獲得した。3年目のシーズンもクローザーを務めたが、防御率4.35と精彩を欠いた。不正投球疑惑や中指を立てるポーズなど、何かと話題の豊富な助っ人選手でもあったウォーレン。ロッテ退団後は韓国球界や、メキシカンリーグでもプレーした。

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