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甲子園優勝投手の現在は? 現役NPB・MLB選手が春の選抜・夏の選手権大会で残した偉業【第2回】

2020/03/06

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2009年夏:堂林翔太(中京大中京/3年時)


現所属:広島東洋カープ
ポジション:内野手(三塁・一塁)
◇通算成績
557試合、打率.235、327安打、31本塁打、137打点、20盗塁
 
 中京大中京のエースとして、チームに43年ぶりの優勝をもたらした堂林。日本文理との決勝では、自身の本塁打などで8回終了時点で10-4と大量リードする展開。守備位置も途中から右翼へとまわっていた。しかし、9回に志願登板すると、2死としながらも日本文理の猛攻にあいノックアウト。結果チームは10-9で逃げ切ったものの、優勝の瞬間をマウンドで迎えられなかった堂林には苦い経験となった。チームメイトには、磯村嘉孝(1学年下、現広島)らがいた。
 
 プロ入り後は、未完のスラッガーとして期待を受け続けている堂林。昨季は1軍定着後自己最少となる28試合の出場に留まった。いよいよ後がなくなった甲子園のスターは、今季レギュラーをつかみ取れるか。
 
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