大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



甲子園優勝投手の現在は? 現役NPB・MLB選手が春の選抜・夏の選手権大会で残した偉業【第2回】

2020/03/06

text By



2006年夏:斎藤佑樹(早稲田実/3年時)


現所属:北海道日本ハムファイターズ
ポジション:投手(先発・リリーフ)
◇通算成績
88試合、15勝26敗、209奪三振、防御率4.34
 
 37年ぶりの決勝引き分け再試合を経て、夏3連覇を狙っていた田中将大擁する駒大苫小牧を破り、早稲田実に初優勝をもたらした斎藤。「ハンカチ王子」として一大ブームを巻き起こした右腕は、同大会で948球を投じ、78個もの三振を奪った。
 
 大学進学、ドラフト1位でプロ入りと順風満帆にみえた野球人生だが、プロ入り後にはけがの影響もあり、思うような数字が残せていない。背水の覚悟で臨む今季の活躍に期待が集まる。

【次ページ】2007年春
1 2 3 4 5 6