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野球体験イベントを通じたベイスターズの想い――ケガなく野球を楽しめる仕組みづくりを

日頃から野球振興活動に力を注いでいる横浜DeNAベイスターズ。2月には、ファーム施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」にて、野球体験イベントを開催した。1回目:「野球経験者向け打ち放題練習」、2回目:「女子野球選手向け野球教室」、3回目:「野球未経験者向け打ち放題練習」、4回目:「大人の夜間練習」と、計4日間にわたり行われた中から、最終日の模様を中心にお届けする。

2020/03/05

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元プロの指導に大興奮

 2月21日19時半。昨年夏に完成した「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」の室内練習場には、応募総数174組の中から抽選で選ばれた男性17人、女性10人、計27人の大人が集まった。
 
 講師は、球団OBでもあり、現在「横浜DeNAベイスターズ・ベースボールスクール」のコーチを務める秦裕二氏、赤堀大智氏。そして、野球振興・スクール事業部の塚原賢治氏。塚原氏は、横浜大洋ホエールズ時代からストレングス&コンディショニングコーチとして30年以上にわたり選手のコンディショニングを担当してきた人物でもある。
 
 塚原氏によるウォーミングアップを皮切りに「大人の夜間練習」はスタート。講師、参加者共に、楽しみながらもケガをしないよう真剣に取り組んでいた。“攻守”のワンポイント指導では、元投手の秦氏が「ボールを持った手は耳の横に持ってきて、体を回転させながら、相手が捕れるところに投げましょう」と、キャッチボール(投球)のコツを伝授。バッティング担当で元野手の赤堀氏は、「バッティングは準備が大事です。まずトップを早く作り、早めにタイミングをとりましょう」と伝えた。実際にデモンストレーションを行った際の大きく鋭い打球には、参加者から「おお!」という歓声が沸き起こった。
 
 その後はいよいよ実践。3組に分かれた参加者は、キャッチボール、ノック(守備練習)マシン打撃の3か所を順番に回る形で体験。守備練習では秦氏が「もっと速い打球がいいとか、遅いほうがいいとかあったら言ってくださいね!」と声を掛けるなど、初心者・経験者の両者への心遣いを感じる場面も。その中に、「もっと速いのでもいけますか?」と聞かれ、「はい!」と元気な声を出す女性の姿があった。
 
 元気な声の主は夫婦で参加されていたユリさん。中学高校でソフトボール、大学で軟式野球をやり、現在もご主人と共に草野球を続けているのだとか。
 
「すごく楽しかったです! ここが横浜スタジアムと同じ土、同じ人工芝というのを今日初めて知りました。しかも普段は選手が練習している場所で自分が練習できるなんて貴重な体験をさせていただきました。OBの方にノックを打ってもらえたのも感激です。もう、ずっと興奮したまま1時間が過ぎました」

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