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パMVPの西武・森友哉「全ての方々の支えのおかげ」。小兵170センチで“新・最強捕手”に

2019/11/27

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球宴MVP、首位打者、ベストナインに続く功績

「NPB AWARDS 2019表彰式」が26日、都内で行われ、今季のパシフィック・リーグの最優秀選手賞(MVP)に埼玉西武ライオンズに森友哉捕手が受賞した。
 
 プロ6年目の森は、正捕手として今季135試合に出場。打撃では打率.329で自身初の首位打者のタイトルを獲得した他、キャリア最多となる23本塁打、105打点をマーク。そして72四球を選んだ一方で、喫した三振は昨季から16個減となる89個にとどめ、中心打者としてパ・リーグ連覇に大きく貢献した。
 
 オールスターMVP(第1戦)、首位打者、ベストナインに続くMVP受賞
に森は「とても嬉しいです。監督、コーチ、チームメイトはじめ、ライオンズに関わる全ての方々の支えのおかげで、受賞することができました。本当に感謝しています。また、どんな状況でも熱い声援を送ってくださるライオンズファンの存在も心強く、励みになりました。来年もこの賞に恥じぬよう、全力でプレーし、野球界に貢献できたらと思っています」とコメントを発表。
 
 キャリアハイのシーズンを過ごした森。身長170センチという小さな身体から生まれる攻守にパワフルなプレーは多くのファンを魅了した。“最強捕手”の呼び声高い選手は歴代でも通算657本塁打の野村克也氏、今季限りで引退した阿部慎之助氏などがいたが、森はその打棒とともに新たな“最強捕手”として球界を代表する選手となった。
 
 来季はリーグ3連覇とともに、2年連続であと一歩のところで逃している日本一へ向けてさらなる飛躍が期待される。