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巨人が主役となった2018年のFA戦線。FA移籍・人的補償選手の2019シーズンを振り返る

2019/11/28

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炭谷 銀仁朗捕手
埼玉西武ライオンズ→読売ジャイアンツ
今季成績:58試合、打率.262、33安打、6本塁打、26打点、OPS.746
 
 小林誠司、大城卓三らと併用されながら、存在感を示した炭谷。人差し指の骨折による離脱の影響で58試合の出場にとどまるも、打撃では6本塁打をマークするなどパンチ力を発揮。規定未到達ながら、長打率. 437は自己最高となった。また、リード面では若手投手を引っ張り、西武時代から2年連続でリーグ優勝の美酒を味わった。
 
 
人的補償:内海哲也投手
今季成績:1軍登板なし
 
 電撃移籍で昨オフの話題をさらった左腕は、故障の影響で開幕2軍スタート。だが、状態が思わしくなく、ファーム成績は7試合の登板で防御率9.45。10月24日には左前腕・筋腱修復術を受けており、全治は未定となっている。
 
  

浅村栄斗内野手
埼玉西武ライオンズ→東北楽天ゴールデンイーグルス
今季成績:143試合、打率.263、139安打、33本塁打、92打点、1盗塁、OPS.879
 
 チーム唯一となる全143試合に出場し、キャリアハイとなる33本塁打をマーク。打率こそ前年から大きく落としたものの、勝負強さは健在だった。今季は節目の通算150本塁打に加え、自身2度目となるゴールデン・グラブ賞にも輝いた(二塁手としては初)。
 
 
人的補償:なし(金銭)
 

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