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筒香嘉智はカナダへ? トロント・ブルージェイズが獲得に興味 「左のスラッガーはフィットする」

2019/11/05

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有望な若手集結も…一塁は空席か

 トロント・ブルージェイズが横浜DeNAベイスターズからメジャー挑戦を表明した筒香嘉智外野手に興味を示していることが分かった。米メディア『TSN』が4日(日本時間5日)、伝えている。
 
 日本の4番打者は、メジャー唯一のカナダ在籍球団でプレーすることになるかもしれない。同サイトによると、トロントに本拠地を置くブルージェイズが筒香獲得に興味を示しており、新たな移籍先候補として浮上している。
 
 また、同サイトのレポーターであるスコット・ミッチェル氏は「28歳で左のスラッガーは(チームに)フィットするだろう」とツイートしている。1日(同2日)には名門ニューヨーク・ヤンキースが興味を持っていることが分かっていたが、そのヤンキースの同地区のブルージェイズからも熱視線を注がれているようだ。
 
 ブルージェイズは今季67勝95敗、アメリカン・リーグ東地区4位と低迷。ホセ・バティスタ外野手、ジョシュ・ドナルドソン内野手(現フリーエージェント)らが活躍した数年前からはチーム状況が大きく変わり、現在は球団再建へと舵を切っている。
 
 しかし、大きく負け越した今季には収穫もあった。メジャー最高の若手有望株だったブラディミール・ゲレーロJr.内野手が鮮烈デビューを飾ると、ボー・ビシェット内野手が新人ながら9試合連続二塁打のMLB新記録を樹立。チームのこれからを担う20代前半の若手が輝いた。
 
 内野は三塁にゲレーロJr.がおり、この先数年間は定位置となるはずだ。外野にはかつてベイスターズでプレーしたユリ・グリエル内野手(ヒューストン・アストロズ)の弟であるルルデス・グリエルJr. 外野手、チーム最多の31本塁打を放ったランダル・グリチック外野手がいる。
 
 そのため、筒香が今季NPBでプレーした三塁と外野のポジションは既に埋まっていることになる。だが、メジャーでも強打者の集う一塁のポジションには、可能性があるかもしれない。
 
 今季、ブルージェイズで一塁手を務めたジャスティン・スモーク内野手は、今季121試合で打率.208、22本塁打とまずまずの成績。同じく一塁を務めることがあったロウディ・テレーズ内野手も打率.227、21本塁打と長打力はありながらも、確実性には欠けていた。
 
 また、スモークとテレーズで指名打者(DH)のポジションを分け合うことも多かった。そのため、筒香が今季の2人以上に安定した結果を残せば、来季は一塁かDHに定着することができるかもしれない。
 
 なお、スモークは契約満了で退団がほぼ確実。ブルージェイズとしても強打の一塁手が欲しいところだが、果たして筒香はカナダへ行くことになるだろうか。複数球団から獲得候補となっているだけに、今オフは注目の存在の1人であり続けるだろう。