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阪神が広島との直接対決に勝利。CS本拠地開催に望みをつなぐ

セ・リーグ2位広島と3位阪神の直接対決が10月1日、マツダスタジアムで行われ、阪神が4対2で勝利。他力本願とはいえ、クライマックス・シリーズ(CS)ファーストステージの本拠地開催に望みをつないだ。広島が2位を確保するためには、今季最終戦となる5日の巨人戦で引き分け以上の結果が必要となる。

2014/10/02

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敗れた広島は5日の巨人戦にすべてを懸ける

 今季最終戦となった阪神は、この試合での勝利がCS本拠地開催のための最低条件。大事な先発マウンドを任された能見は6回1失点の内容で、エースとしての役割を果たす。打線はチャンスを逃さず、マートンや鳥谷のタイムリーなどで4回までに3点のリードを奪った。

 一方、引き分け以上の結果でCS本拠地開催が決まる広島は、プレッシャーからか、終始ミスが目立った。

 投手陣の暴投や守備の乱れで4失点。ロサリオの本塁打や小窪のタイムリーで一時は1点差に迫ったものの、7回以降4人の投手をつぎ込んできた阪神に逃げ切られた。

 この結果、2位広島と3位阪神のゲーム差はなくなり、勝率はわずか1厘差。広島は今季最終戦となる5日の巨人戦(マツダスタジアム)で、引き分け以上の結果を残せば、1995年以来となる2位が確定。同時に球団史上初のCS本拠地開催が決まる。

 広島が敗れれば、順位が入れ替わり、阪神の2位が決定。2年連続で、阪神が広島をホーム甲子園に迎えてのCSファーストステージ開催となる。