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ソフトバンク・千賀滉大、史上80人目のノーヒットノーラン 甲斐拓也との育成出身バッテリーで達成

2019/09/07

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8回に圧巻3者連続K、9回は連続四球でピンチ招くも一打許さず

 福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大投手が6日、本拠地ヤフオクドームでの千葉ロッテマリーンズ戦の22回戦で史上80人目となるノーヒットノーランを達成した。
 
 千賀がホームの大歓声の中で偉業を成し遂げた。初回の先頭打者レオネス・マーティン外野手から三振を奪うなど3者凡退とすると、3回の2アウト目から4回の1アウト目まで3者連続三振を奪う。
 
 5回の先頭打者に死球を与えこの日初めての走者を許し、6回には2死から四球を与えたものの、いずれも後続を打ち取ってロッテ打線に封じ切った。
 
 そして2-0で迎えた8回には、清田育宏外野手、藤岡裕大内野手、ブランドン・レアード内野手と圧巻の3者連続三振。150キロを超える速球をはじめ、キレのある変化球が冴えわたった。
 
 安打での走者を許さないまま9回のマウンドに登った千賀は、先頭からこの日初めて2者連続で四球を与え一、二塁のピンチに直面。それでも、内野ゴロと内野フライで2アウトとすると、最後は4番の井上晴哉内野手を三振に仕留めて試合を締めた。
 
 ソフトバンクは2-0で勝利し、千賀は育成選手出身のプロ野球選手として初めてとなるノーヒットノーランを達成。同じく育成出身の甲斐拓也捕手とのバッテリーで、史上80人目(91度目)となる偉業を成し遂げた。なお、同球団でのノーヒッターは1943年5月26日に別所昭氏以来76人目2人目となる。
 
 この日の勝利で12勝目を飾った千賀は、1993年生まれの26歳。愛知県の蒲郡高を経て、2010年の育成ドラフト4位でソフトバンクに指名され入団した。2012年にプロ初登板を果たすと、先発に定着した2016年から今季まで4年連続2桁勝利。野球日本代表「侍ジャパン」でも先発陣の柱の1人として期待されている。
 
 パシフィック・リーグ首位のソフトバンクは9月に入って負けなしの5連勝。2位の埼玉西武ライオンズと1.0ゲーム差と激しい争いを繰り広げながら、千賀の好投によってさらに勢いを増していくことが期待される。

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