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巨人・阿部慎之助、史上19人目の通算400本塁打 プロ19年目40歳が“らしい”勝負強さ発揮

2019/06/01

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捕手では3人目、巨人でも王貞治氏、長嶋茂雄氏に次いで3人目

 読売ジャイアンツの阿部慎之助捕手が1日、東京ドームで行われた中日ドラゴンズ戦の6回に第1号ソロ本塁打を放ち、プロ野球史上19人目の通算400本塁打を達成した。
 
 巨人は0-4と劣勢の6回、打線がようやく奮起する。この回からマウンドに上がった中日2番手の小熊凌祐投手に対して2本の安打と四球で無死満塁のチャンスるを作ると、6番のクリスチャン・ビヤヌエバ内野手が第6号満塁本塁打を放ち4-4の同点とする。
 
 そして2死走者なしの場面で、5回から途中出場の阿部がこの日2度目の打席に立った。マウンドには3番手の田島慎二投手。阿部は真ん中低めに入った初球の142キロの速球を捉えると、打球は右翼スタンド上段に飛び込む第1号勝ち越しソロ本塁打となった。
 
 阿部はこの一発でプロ野球史上19人目の400号本塁打を達成。捕手としては通算657本塁打の野村克也氏、474本塁打の田淵幸一氏に次いで3人目。また巨人の選手としてもプロ野球史上最多の通算868本塁打の王貞治氏、444本塁打の長嶋茂雄氏に次いで3人目の快挙となった。
 
 阿部は1979年生まれの40歳。安田学園高、中央大を経て2000年にドラフト1位で巨人に指名され入団した。最多本塁打のタイトルこそないが、2010年には自身最多となる44本塁打を記録するなど、プロ4年目の2004年から2013年までの10年間でシーズン20本塁打以上を9度マークし、チームの主砲の一人として活躍した。
 
 プロ19年目の今季は捕手登録ながら開幕から代打、一塁手としての起用が続き、ここまで本塁打がなかったが、大事な場面で勝負強さを発揮する阿部らしい一振りでの偉業達成となった。
 
 巨人は9回に同点とされたものの、直後の攻撃で2番の坂本勇人内野手が2死二塁のチャンスで中日5番手のジョエリー・ロドリゲス投手からサヨナラタイムリー安打を放って6-5で劇的な勝利を収め、連敗を「3」でストップさせた。