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阪神・マルテ、オリックス・メネセスはなぜ日本球界に? 新助っ人の来日背景を探る

 今季も多くの新外国人選手が日本球界に活躍の場を求めやって来た。チームの浮沈のカギを握る存在でもある彼らは様々な思惑を持って来日している。ここでは2回に分けて4人のプレーヤーの日本球界挑戦の背景について考察する。第2回は、阪神・マルテと、オリックス・メネセスだ。

2019/03/28

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ジョーイ・メネセス(オリックスバファローズ)26歳

2018年度所属チーム:3Aリーハイバレー・アイアンピッグス(フィラデルフィア・フィリーズ傘下)
2018年度成績:出場130試合 打率.311,23本塁打,82打点
 
 自身初の3A挑戦となった昨季、メネセスはインターナショナルリーグの本塁打王、打点王の2冠に輝き、同リーグのMVPも受賞する大活躍を見せた。そんな逸材もフィリーズ内での未来は決して明るいものではなかったようだ。
 
 メネセスがオリックスと契約を結んだ昨年10月末の時点で、チームには昨季年俸1833万ドル(約20憶1000万円)のカルロス・サンタナ内野手(2018年度24本塁打・のちにクリーブランドインディアンスへ移籍)や、今季外野からファーストへ復帰するリース・ホスキンス内野手(2018年度34本塁打)といったライバルになる実力者がいた。
 
 サンタナは放出されたものの、最終的には超大物ブライス・ハーパー外野手という打線の軸が加入し、メネセスが仮に残留してもチャンスは大きくなかったであろう。昨シーズン終了まもない10月の時点でオリックスからの100万ドル(約1億1000万円)というオファーを受けるのは決して悪い話ではなかったはずだ。
 
 先の侍ジャパンとメキシコ代表との強化試合では、メキシコの4番打者として存在感を示した。米国メディア『FOXスポーツ』も「メネセスは、日本で大きな数字を残し、アメリカのスカウトの目に留まる可能性がある」と言及する。ここまでは順調に日本野球に適応しているメネセス、シーズン開幕後もこの調子を維持できるか。

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