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過去10年間のオープン戦首位打者は? 活躍できるかどうかは前年次第

オープン戦が本格的に始まり、選手たちはいよいよ開幕に向けての最終調整に入る。新入団選手や再起をかける選手が注目を集める中、「オープン戦首位打者」の行方にも目が離せない。今回は、過去10年のオープン戦首位打者をシーズン成績と合わせて振り返る。

2019/03/07

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2016年 鈴木大地(ロッテ)

オープン戦打率.400
2015年:142試合、打率.263、128安打、6本塁打、50打点
2016年:143試合(2)、打率.285(↑)、143安打(↑)、6本塁打(↑)、61打点(↑)
 
 鈴木は2015年に例年通りの活躍をみせたが、打率は自己最低(当時)の.263だった。翌16年のオープン戦では、西武・坂田と並んで打率.400をマーク。レギュラーシーズン突入後も、自身2度目のベストナインに選出されるなど、充実した成績を残した。

坂田遼(元西武)

オープン戦打率.400
2015年:15試合、打率.146、6安打、0本塁打、1打点
2016年:45試合(↑)、打率.245(↑)、37安打(↑)、3本塁打(↑)26打点(↑)
 
 プロ7年目の2015年は、15試合に出場し、打率.146と、不本意なシーズンを送った。プロとしてあとがない状況だったが、翌16年はオープン戦で打率.400をマークして意地を見せた。シーズンに入ると、3年ぶりとなる本塁打を記録するなど、自慢の長打力を発揮した。

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