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福浦、ロッテ本社で社員100人に講演 「こんな機会はめったにないので緊張」

2019/01/28

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千葉ロッテマリーンズ



 
 千葉ロッテマリーンズの福浦和也内野手が28日、東京都新宿区のロッテ本社に訪問。100名の社員に「大きな目標に向かって」をテーマに講演会をおこなった。
 
 本社を訪問したのは入団会見以来、25年ぶりだという福浦は「社員の皆様に講演をさせていただく形で訪問をする機会を頂けるとは夢にも思っていませんでした。本当にありがたいですし、感謝をしています。講演では物事において継続をして行う大事さなどを話しました。こんな機会はめったにないので緊張をしました」とコメントした。
 
 25歳の女性社員は講演会を聞いて、「自分が生まれた時からプロ野球選手である福浦選手のお話を間近で聞けて感動しました。コツコツと『続ける』ことが大きな結果につながるのだなと改めて気づかされましたし、夢を見続けることの大切さを学びました」とコメント。
 
 43歳の男性社員は「ターニングポイントの乗り越え方の話を聞いて、同い年であり、職業は違うもののすごく共感しました。またコーチになる福浦選手の人材育成について考え方を聞いて自分もコミュニケーションを取りながら、長所を伸ばしていきたいと考えました」と語った。
 
 福浦は、習志野高から1993年ドラフト7位でロッテに入団。97年に1軍デビューし、翌98年にレギュラー定着を果たすと、2001年には自身初のタイトルとなる首位打者を獲得した。卓越した打撃技術を武器に活躍を続け、昨季はプロ通算2000安打を達成している。24日に今季限りでの引退を発表した福浦だが、さらなる“大きな目標に向かって”シーズンを駆け抜ける。