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ここが正念場。雪辱誓う、元タイトルホルダーたち<打者編>【編集部フォーカス】

2019/01/10

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鳥谷敬(阪神タイガース)


・2011年(最高出塁率)
144試合、打率.300、150安打、5本塁打、51打点、OPS.809(出塁率.395)
 
2018年成績
121試合、打率.232、51安打、1本塁打、22打点、OPS.628
 
 2011年に最高出塁率のタイトルを獲った鳥谷。2017年は、三塁手としてゴールデングラブ賞に輝くなど、若手の台頭が著しい阪神の内野において、活路を見出したかに見えた。だが、昨季は、大山悠輔内野手によって三塁を追われ、2年連続のコンバートとなる二塁手へと転向を余儀なくされた。結果、起用法も安定しないまま、連続試合出場も途切れたために、出場機会が限られた。打率.232はプロ入り後最低の数字となった。
 
 阪神のレジェンドともいえるキャリアを残してきた37歳は、2019年に再び遊撃手としての出場を志願しているとの報道も出ている。阪神の遊撃手は、北條史也内野手をはじめ、昨季二塁を守った糸原健斗内野手や、俊足の植田海内野手らが名を連ねており、レギュラー奪取は容易ではない。2019年、再び輝きを取り戻せるか。

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