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岩隈、マリナーズ後輩の菊池にエール&援護約束 18番継承の左腕へ「僕に出来ることがあれば」

2019/01/08

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自身のインスタグラム更新「素晴らしいチームを選んだ」

 埼玉西武ライオンズからポスティング制度を利用してシアトル・マリナーズに入団した菊池雄星投手について、昨季限りでマリナーズを退団し、NPBの読売ジャイアンツに加入した岩隈久志投手が8日、自身の公式インスタグラムでエールを送った。
 
 マリナーズの先輩にあたる岩隈は、菊池の入団記者会見の写真ととも「素晴らしいチームを選んだと思います」と絶賛し、さらに「僕が長年付けていたマリナーズの18番を後輩が付けることも感慨深いです」と、かつて背負った18番への思いも綴っている。
 
 マリナーズは昨年、アメリカン・リーグ西地区で89勝73敗(勝率.549)と好成績を残しながら3位と悔しいシーズンとなった。これを受けて、岩隈は菊池に向けて「新たな歴史を開いていってほしいです!」と力強いエール。「僕も日本で新たな歴史を開いていきたいと思います」と自身の抱負を記しながら、最後は「異国の地での生活は想像以上に大変な事もたくさんあるので、シアトルでの生活の事など、菊池くんが野球に集中する為に僕に出来ることがあればアドバイスできたらと思います」と後輩の力になることを約束した。
 
 岩隈は、東北楽天ゴールデンイーグルスから2012年に海を渡ってマリナーズに加入し、ルーキー年は9勝を挙げた。以降は2年目に14勝、3年目に15勝、4年目にはノーヒットノーランを達成し、そして5年目の2016年には16勝を挙げる活躍を見せた。「18番」を受け継いだ菊池には、この岩隈の活躍に続けるか大きな期待がかかっている。