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ヤクルト、寺原との正式契約を発表 来季プロ18年目「恩返しをしっかりしたい」

2018/12/11

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今季21試合で防御率2.39、リリーフ陣のさらなる強化に

 東京ヤクルトスワローズは10日、球団公式サイトにて寺原隼人投手と正式契約を結んだことを発表した。背番号は「35」。
 
 寺原は、日南学園を経て2001年に福岡ダイエーホークス(現・ソフトバンク)からドラフト1位で指名され入団。150キロを超える速球を武器に活躍し、2007年から横浜ベイスターズ(現・DeNA)、2011年からオリックス・バファローズ、2013年からは再びソフトバンクでプレー。今季終了後に球団から戦力外通告を受けていた。プロ17年での通算成績は299登板(171先発)で80勝23敗、12ホールド、23セーブ、防御率3.85。
 
 今季は21試合の登板(全てリリーフ)で0勝0敗、4ホールド、防御率2.39の成績を残しており、来季はリリーフ陣のさらなる強化を狙うヤクルトの一員として活躍を目指す。
 
 寺原は、球団を通じ「ソフトバンクを戦力外になって、ヤクルトスワローズさんに拾っていただいた。恩返しをしっかりしたいという気持ちです。先発としても中継ぎとしてもいけるようにしたい。ヤクルトスワローズは仲の良い雰囲気なので、まったく心配していない。オリックス時代の同僚で同級生の近藤(一樹)投手に加え、オリックス、ソフトバンク時代の同僚も多い。また、同じ宮崎県出身の先輩・青木(宣親)選手もいるので、大変心強いです」とコメントしている。