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元西武・浅村のFA人的補償は? 楽天のプロテクト名簿28人を予想

2018/12/05

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捕手


 西武には森友哉と岡田雅利という、若く打力もある捕手が揃っている。そのため、獲得するとなれば、炭谷の抜けた穴を埋める経験豊富な選手が理想だ。そのことを踏まえ、嶋基宏のみプロテクトした。
 
 若手有望株の堀内謙伍は、当落上ではあるが、西武のニーズと合致しないため、投手のプロテクトを優先した。今季福岡ソフトバンクホークスから移籍した山下斐紹、今オフ外野手から捕手登録に変更した岡島豪郎、高卒2年目の石原彪は選外とした。

内野手


 内野手は、主力の茂木栄五郎と銀次はプロテクト。侍ジャパンU-23代表の内田靖人、西巻賢二は来季の飛躍に期待がかかる。山﨑剛は将来有望な若手で、万が一に備えてプロテクトするのが無難だろう。藤田一也は年齢面での不安はあるが、浅村が抜けた西武にとって即戦力の二塁手を取りに来ることも予想されるためプロテクトした。
 
 一方、FA加入の今江年晶は、移籍後3年間期待された成績を残せておらず、西武には、一塁と三塁に山川穂高、中村剛也、外崎修汰、エルネスト・メヒアらがいるため、35歳の今江を指名するとは考えづらい。また、渡辺直人は二塁も守れるユーティリティだが、38歳という年齢と、昨季西武を戦力外となっていることから、プロテクトは不要ではないか。

外野手


 外野手は、今季新人王の田中和基、主軸の島内宏明は優先的にプロテクト。続いて、抜群の身体能力を持ち、才能開花が待たれるオコエ瑠偉と、今季12試合に出場したルーキー岩見雅紀を選出した。
 
 また、金銭トレードで巨人から移籍した橋本到は、年齢を加味してプロテクト外とした。

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