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理想は『ペトコパーク』。定常的な横浜公園の利活用へ、横浜DeNAの新たなアプローチ

10月24日にTHE BAYS内、CREATIVE SPORTS LABにおいて『YOKOHAMA PARK LIFE #1 ~公園からまちが変わる!?~』というトークイベントが開催された。『横浜スポーツタウン構想』を進める横浜DeNAベイスターズにとって、横浜スタジアムが内包される横浜公園は重要なカギを握る。

2018/11/12

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市民が求めている公園の利活用を探る

 街のシンボルとして、市民の誇りとして、より愛される球団になるためにはどうすればいいのか――横浜DeNAベイスターズは、重要拠点のひとつに横浜スタジアムを内包する横浜公園を設定し、近年あらゆるアプローチを試みている。
 
 その一環として10月24日、ハマスタに隣接する『THE BAYS』内にある、多様な機関と共に新たな産業の創出を実現していくプラットフォーム「CREATIVE SPORTS LAB」において『YOKOHAMA PARK LIFE #1 ~公園からまちが変わる!?~』というトークイベントが開催された。3名の有識者をゲストに招き、公園の有益な利用法や未来についてのプレゼンテーション、また参加者とディスカッションを行うなど約2時間、熱を帯びたトークセッションが展開した。
 
 ゲストにはアーバンデザインから街づくりまでを幅広く研究している横浜国立大学大学院准教授の野原卓氏、開園から市民の憩いの場となり注目を浴びた南池袋公園の仕掛け人でありランドスケープ・プラス代表の平賀達也氏、日本各地でアウトドアフィットネスを軸としたコミュニティパーク運営を手がけるBEACH TOWN代表の黒野崇氏という各分野における都市と公園のスペシャリストが顔を揃えた。参加者はこの事案に興味を持つ一般の方々のほか、ゼネコン、行政、管理会社など公園に深く関わる業種の人たちが足を運んでいた。
 
 このイベントを開催した理由について、経営・IT戦略部部長を務める林裕幸氏は次のように語る。
 
「横浜公園に関し、まず我々が留意しなければいけない点は、管理者である行政側の理解がなければ何もできないということです。それに正直、我々は球団運営に関しては長年携わっていますが、公園の運営や活用は専門外です。今回、外部の方を招きトークイベントを催した理由は、公園の利活用において有識者や過去に実績をあげている方々の知見を借りつつ、一緒に協力しながらより良い活用方法を見出せたらと考えているからです。大事なのは独りよがりになることなく、いかに市民の方々に受け入れてもらえるアイデアを生むことができるか。市民が求めている公園の使い方があれば行政も動きやすくなりますからね。ですから今回、オープンの場で話し合うことで、多くの意見や人を巻き込んでいければと思いこのような場を設けたんです」

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