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ドラフト、球団別補強ポイントは? 5年後の陣容から探る指名すべき選手<楽天・ロッテ・オリックス>

2018/10/18

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 プロ野球ドラフト会議が25日に開催される。今年も大阪桐蔭の藤原恭大や根尾昂、金足農の吉田輝星ら注目選手が目白押しだ。各球団はどんな選手を獲得したらいいだろうか。
 
 ドラフト会議は、数年後のチーム編成を見据えた指名が重要だ。現在のローテーション、ラインアップの陣容は5年後いかに変化するかを考え、補強ポイントを探る。
 
 ドラフト注目選手<投手編><野手編>と合わせて、読者・ファンの方々には各球団の指名すべき選手を考えながらドラフト会議を楽しんでもらえたらと思う。
 
 今回はパ・リーグの東北楽天ゴールデンイーグルス、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズの3球団の補強ポイントを挙げる。※カッコ内は2018年・2023年の満年齢。
 
 

東北楽天ゴールデンイーグルス

補強ポイント 中継ぎ投手/高校生の中距離打者
 
<現在ローテ>    <5年後>
則本昂大(28歳)    松井裕樹(28歳)
岸孝之(34歳)     藤平尚真(25歳)
辛島航(28歳)     古川侑利(28歳)
古川侑利(23歳)    安樂智大(27歳)
美馬学(32歳)     森雄大(29歳)
藤平尚真(20歳)    近藤弘樹(28歳)
 
<中継ぎ>       
青山浩二(35歳)    釜田佳直(30歳)
高梨雄平(26歳)    渡邊佑樹(28歳)
森原康平(27歳)    濱矢廣大(30歳)
久保裕也(38歳)    小野郁(27歳)
 
<セットアッパー>
宋家豪(26歳)     森原康平(32歳)
松井裕樹(23歳)    高梨雄平(31歳)
 
<クローザー>
ハーマン(34歳)    菅原秀(29歳)
 
 投打がうまく噛み合わず、昨季3位から今季は最下位に転落した。ドラフトでは躊躇なく1位に大物を指名する印象がある楽天だが、今後を考えてもスーパースターを獲得したいところだ。
 
 先発投手陣は松井裕樹を転向させると推測しているが、枚数はめどが立っているだろう。ただ、中継ぎ陣は不安だ。スケール感のある戦える投手を獲得したい。野手よりも上位は投手ではないか。
 
<現在のラインアップ> <5年後>
1(中)田中和基(24歳)   (中)オコエ瑠偉(26歳)
2(遊)茂木栄五郎(24歳)  (右)田中和基(29歳)
3(左)島内宏明(28歳)   (三)茂木栄五郎(29歳)
4(三)今江年晶(35歳)   (一)内田靖人(28歳)
5(二)銀次(30歳)     (指)岩見雅紀(29歳)
6(一)内田靖人(23歳)   (遊)西巻賢二(24歳)
7(指)ウィーラー(31歳)  (捕)堀内謙伍(26歳)
8(右)ペゲーロ(31歳)   (二)村林一輝(26歳)
9(捕)嶋基宏(34歳)    (左)八百板卓丸(26歳)
 
 田中和基、内田靖人の台頭で野手陣に厚みが増した。ここにオコエ瑠偉や岩見雅紀が加わってくれれば、5年は安泰になるだろう。
 
 補強ポイントは、やや薄い二遊間か。茂木は三塁へコンバートされるとの報道もあり、厚みが必要かもしれない。また、外野手も高校生を中心に中距離打者を補強しておきたい。

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