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今季対戦成績は日本ハムに軍配も…終盤はソフトバンクが7連勝 上位常連争いを制すのは?【パCSファースト展望】

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが13日、セ・パ両リーグで開幕する。パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスが本拠地ヤフオクドームに北海道日本ハムファイターズを迎える。近年、覇権を争ってきた両者はどのような戦いを見せるのか。

2018/10/12

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ソフトバンクは日本ハムに苦手意識があるのか

 両チームの対戦で思い起こすのは2016年。日本ハムがシーズン終盤、ソフトバンクとの最大11.5ゲーム差をひっくり返したときだ。当時、エースだった大谷翔平を中心に有原航平、高梨裕稔の好投でソフトバンク打線を封じ込めると、一気に趨勢が変わった。
 
 昨季は大谷の不調もあって、日本ハムは下位に低迷。だが、今季の対戦成績は日本ハムが13勝12敗とリードしている。
 
 ソフトバンクは日本ハムが苦手なのか。結果だけをみれば、そんな感覚はある。
 
 しかし―――。
 
 直近の両者の対戦成績をみると、ソフトバンクが7勝0敗。今季の6~7月までの間に日本ハムには7連敗を喫していたが、8月に入って巻き返した。まだ日本ハムに2位の可能性が残る中の9月3連戦で、ソフトバンクは3連勝を飾った。これは大きなアドバンテージとなるだろう。苦手意識の払しょくにもつながっているはずだ。
 
 そしてCSファーストステージを迎える。

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