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西武、10年ぶりVはあす札幌で決める! 辻監督が意気込み「ズルズルやらずに初戦で」

2018/09/29

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Kana Yamagishi

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先発の今井はファンに感謝。指揮官も20歳右腕の力投称える

 リーグ優勝マジックを「1」としている埼玉西武ライオンズが29日、メットライフドームでの福岡ソフトバンクホークス戦に1-3で敗れ、本拠地最終戦での優勝決定はならなかった。
 
 12連勝と波に乗る西武は3回、1死二、三塁のチャンスで浅村栄斗内野手の遊ゴロの間に1点を先制。しかし、先発の今井達也投手が3回に右手の指を負傷。血が滲み出る中で、4回2死二塁から松田宣浩内野手に第29号2ラン本塁打を浴びて1-2と逆転を許してしまう。
 
 試合をひっくり返された今井だったが、その後は立ち直り5回から2イニング連続で3者凡退と力投。6回115球を投げ抜いて被安打4、与四球4、奪三振4、失点2の成績で後続の投手にマウンドを託した。
 
 西武は、7回から登板した2番手の増田達至投手が松田宣に2打席連発となる第30号ソロ本塁打を浴び、その差を2点に広げられる。苦しい展開に好調な打線の奮起を期待したいところだったが、8回に2死一、二塁のチャンスに中村剛也内野手が遊ゴロに打ち取られるなどあと1本が出ず。
 
 西武は9回も無得点に終わり、1-3で逆転負け。2008年以来10年ぶりとなる優勝を本拠地で決めることはできなかった。
 
 試合後、先発の今井は「本当に一球の重さを思い知った。ピンチの場面ではライオンズファンから多くの応援をいただき、とても勇気づけられた」と無念の心境を述べるとともに、ファンに対して感謝のコメント。

 一方で、辻発彦監督は「1年間応援してくれたファンの前で優勝したかった。残念です」と話し、「今井は緊張した中で、ホームラン打たれたけど6回は見事だった。大きな財産になると思う」と2年目20歳の右腕の力投を称えた。

 あすからは札幌ドームで北海道日本ハムファイターズとの4連戦が控えるが、「(自身の背番号と同じ)85勝で優勝したい。4連戦ズルズルやらずに初戦で…やることは変わらない。その試合で勝つためにやる。向こうだって北海道でやるから意地になるだろうし、厳しい戦いになる」と1日でも早く歓喜の瞬間を迎えるために改めて意気込みを語っている。