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西武・松井稼頭央が引退会見 涙見せず、日本一誓う「うれし涙は取っておく」

2018/09/27

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Kana Yamagishi

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 埼玉西武ライオンズの松井稼頭央外野手が27日、埼玉・所沢市内で引退会見した。
 
 今季、古巣に復帰した背番号「7」がついにユニホームを脱ぐ決断を下した。1994年にPL学園から西武に入団、メジャー、東北楽天ゴールデンイーグルスを経て、15年ぶりに復帰した西武で引退を迎える。
 
 ユニホーム姿で会見に臨んだ松井。「やめるなら最後はここでやめたいと思った」と球団への思いを語り、「ここで生まれ、ここで育ち、最後にここで引退する。自分自身で運命的なものを感じる。チャンスをいただいた球団に感謝しかない」と語った。
 
 引退を決断したのは、出場選手登録を抹消された今月中旬。「自分と向き合う時間ができた。悩んだけど、とうとうこの時が来たなと感じ、引退を決意した」と明かした。
 
 高校時代は投手、プロ入りして野手に転向、さらにスイッチヒッターとなった。97年から3年連続の盗塁王、2002年にはトリプル・スリーを達成。プロ入り当初、「20年は選手を続けたい」と思っていたというが、「ひたすら突っ走ってきた」というプロ野球人生は日米通算25年という長いキャリアとなった。
 
 「25年間現役をやらせてもらえた。ほとんど悔しかったけど、いい野球人生だった」と振り返る。「一人でやれた野球人生ではない」と語り、球団や家族、チームメイトへの感謝を口にした。
 
 会見で涙は見せなかった松井。「最後にうれし涙として取っておきたい」とし、「優勝して、CS、日本シリーズ、日本一を目指して最後まで全力で全うしたい」と締めくくり、西武で自身初の日本一を誓った。