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ソフトバンク・塚田正義の目標は「観客を笑顔にできる選手」、工藤ホークス、躍動する若鷹たち 

今季の工藤ホークスは、若鷹へ積極的な出番を与えている。19日の千葉ロッテ戦には2塁に高田が、センターには牧原が起用された。彼ら同様に期待がかかるのが4年目の塚田だ。先日プロ初安打で初ホームランを記録した。

2015/04/20

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プロ初ヒットが初ホームラン

 塚田正義、25歳。今季から外野手登録となったプロ入り4年目の選手だ。プロ初安打で初ホームランを放った期待の「熱男」は、これからどんな活躍を見せてくれるだろうか。

 4月14日オリックス戦。3-2でリードした9回1死に代打で登場した。これが今季初打席。海田智行の投じた4球目、チェンジアップをすくい上げてレフトスタンドへと運んだ。プロ初安打が初ホームラン。通算5打席目で飛び出したうれしい一打。ベンチに戻り、チームメイトからの手荒い祝福にも笑みがこぼれる。

 試合は4-2でソフトバンクが勝利した。ビジター球場ではたいていヒーローインタビューは1人だが、この日は特別だったようだ。
 工藤公康監督にも促されながらグラウンドに残った塚田。「もう1人ヒーローがいるので呼んでもいいですか?」と逆転タイムリーを放った内川聖一に紹介され、続いてインタビューを受けた。

「僕(ヒーローインタビュー)2回目なんですけど、今度はヒットで立たせてもらえてうれしいです」とニヤリ。初安打を記録したのはこの日だが、実は昨季サヨナラ犠飛を放ってお立ち台は経験済み。それでも、ダイヤモンドを一周してのヒーローは格別だったようだ。

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