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松葉との対戦成績5割のメヒアが抜け出すか? 中村、ペーニャとのパリーグ本塁打王争い

9月23日から京セラドームで、オリックス対埼玉西武の4連戦を迎える。このカードでは、ホークスを追うバファローズの戦いぶりだけでなく、本塁打王争いにも注目したい。

2014/09/22

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オリックス戦で苦手な中村、予想先発投手と相性の悪いペーニャ

 8月の中村は11本塁打、率にして9.00とアーチを量産した。しかしここにきてバットが湿りがち。もともと打率が高いタイプではないが9月は58打数13安打、打率.224、本塁打は3本で9月14日の31号を最後に一発は出ていない。
 
 メヒアとは対照的に、オリックスとの対戦打率は59打数12安打、打率.203でチーム別では最も低く苦手にしている。9打数4安打1本塁打と得意にしているディクソンの登板もなさそうだ。ただオリックス戦の3本塁打中、2本塁打を京セラドームで打っており、球場との相性は悪くない。
 
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 今シーズン、本塁打の「おかわり」は3試合あり、2本差はまだまだ射程圏内。調子は下降気味、有利な数字も少ないものの、本塁打王4回の意地を見せ、この4連戦でトップに並びたいところだ。
 
 ペーニャのここまでの本塁打率は14.81で本塁打王を争う打者にしては特筆するほど高い数字ではない。故障で出遅れた中村、途中入団のメヒアがハイペースで追い上げてきたのに対し、5月以降、月間二桁本塁打、本塁打率10.00以下の月はなく爆発的に量産することなくここまできた。
 
 6、7月の絶不調から8月に立ち直り打率.326、6本塁打をマークしたが、ここにきて調子は再び下降気味。9月に入って打率.239で本塁打は3本で、本塁打率にして23.67。それでもメヒア、中村に離されることなくなんとか喰らいついている。
 
 西武戦での打撃成績は75打数20安打、打率.231、6本塁打で、本塁打率は12.50と高めだ。ただ優勝を争うチームの4番として、一発狙いの打撃に絞りきれないのは、メヒア、中村と比べて不利な要素ではある。
 
 先発予想の一人に8打数3安打、打率.375、2本塁打と得意にしている岸孝之がいるが、ほかは菊池雄星.125、6三振、牧田和久.231、岡本洋介.111と打てていない。ただ高橋朋己から3打数1安打、1本塁打など救援投手には極端な苦手がなく、早い回で先発投手を降板させるような展開になればペーニャには有利には働きそうだ。
  
※数字は9月21日現在

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