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【データで選出7月月間MVP】4戦連続弾のヤクルト・山田哲が野手トップ。投手は広島・ジョンソンが長打リスク少なく最高の貢献

2018/08/07

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打者としても走者としても高い攻撃力を発揮した山田哲

 評価には(1)セイバーメトリクスの一手法を用いて選手の働きを得点換算し、(2)同じ出場機会を「平均的な成績の選手」が担った場合の働き(得点)を基準(=0)に置き、どれだけ上積みをつくったかという推定値を算出して行った。「平均的な成績に対して大きな差をつくり」、また「その状態で多くの出場機会を重ねていく」ことで増えていく数値なので、質と量、両面での貢献を見ることとなる。図中の[ ]で囲んだ項目でグラフが右に伸びているものはリーグ平均以上、左に伸びているものは平均以下だった数値だ。
 

 
 まず野手から見ていく。パ・リーグは浅村栄斗(西武)、セ・リーグは山田哲人(ヤクルト)がそれぞれ15.3点、18.5点と最高の貢献。山田哲はこの企画で3・4月にリーグ2位、5月にも3位となるなど、ランキング常連となっている。
 
 打撃面は、同じ打席数を得た平均的な打者と比較すると浅村は11.0点、山田哲は15.1点多くチームに得点をもたらした。山田哲は87打席のうち45打席で出塁。本塁打は7で、7月20日から4戦連続で本塁打をマークした。塁に出ても盗塁8と、打者としても走者としても圧倒的な攻撃力を見せた。浅村は7本塁打を放ったが、打撃貢献だけでいえば15.2点を稼いだ井上晴哉(ロッテ)が上回っている。
 

ロッテ・井上、守備貢献で逆転許す。ランク外の西武・源田は異次元の守備

 守備評価には同じイニングを守った平均的な同ポジション選手と比較してどれだけ失点を防いだかを表すUZR(Ultimate Zone Rating)を使用する。しかしUZRは同ポジションの選手との守備を比較する指標であるため、今回のように異なるポジションの選手を比較する際は、ポジション間の補正を行う必要がある。一般的に高い守備力、もしくは独自性のあるスキルを要するポジション(遊撃手や二塁手、捕手など)を守った選手はプラスに補正をかけ、その逆のポジション(一塁手や左翼手など)はマイナスの補正をかけるといった具合だ。この守備位置補正をUZRに加えたものが守備貢献となる。
 
 打撃貢献では浅村を上回った井上だが、走塁と守備でひっくり返された。井上も一塁手として健闘したが、高い守備力を要する二塁で好守、さらに走塁でも貢献を見せた浅村に及ばなかった。ただ、逆転はあったが7月のランキングに入った選手間では、守備によって大きな差はついていない。ランク外では源田壮亮(西武)が守備で10.3点と異次元の数値を残したが、打撃貢献が小さくパ・リーグ6位に終わった。

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