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日本ハム、7投手の継投で西武に今季初勝利 打線は清水の2ラン含む3HR

2018/04/17

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 北海道日本ハムファイターズは17日、東京ドームで埼玉西武ライオンズを7-2で下した。日本ハムは先発・上沢が3回途中に危険球退場するも継投で今季西武に初勝利した。
 
 2回を無失点に抑えた上沢だが、3回1死一塁で迎えた源田への3球目が頭部に当たり危険球の判定を受けて56球で降板。緊急登板となった2番手・玉井が1死一二塁の場面を二ゴロと三振で切り抜けた。3番手・村田は5回に1点を失うも、その後は宮西、西村と無失点リレー。
 
8回にマウンドに上がったトンキンが1死一塁から外崎に盗塁を許し、栗山の適時打で1点を献上。2死満塁とピンチが続いたが源田を左飛に打打ち取って切り抜けた。最後は田中豊が締めた。
 
打線は3回に田中賢の右前打、近藤の適時打などで1点を先制。4回にはアルシアの来日第1号、6回には清水の第4号2ラン、7回には中田の第4号ソロと着実に点を重ねた。
 
 上沢の危険球退場後も救援陣をしっかりリードし、バットでもチームの勝利に貢献した清水。お立ち台では、自身第4号を「次の打者つなげようと打った結果」と話した。さらにこの日は母親が観戦に来ており、「いつも打ててないんで1本打ててよかった」と満足気だった。
 
 日本ハムは今季開幕3連戦で西武に連敗。栗山英樹監督は「開幕あれだけやられたから一丸となって勝ちにいった」と話す。7投手の継投で強力打線を2失点に抑え、打線は3本塁打を含む9安打で7得点を挙げ、「こういう展開でよかった」と振り返った。
 
「全員で一つ一つやり続けていくしかない」。この1勝で貯金を1にした日本ハム。首位・西武の連勝に向け次戦も総力戦で挑む。