【春季キャンプ見どころ・巨人】V奪還へ激化する二遊間争い、正捕手の座を手にするのは？
2月1日からプロ野球の春季キャンプが一斉にスタートする。大物ルーキー、新外国人、フリーエージェント（FA）移籍など新加入の選手に注目が集まるが、それぞれのチームがシーズンを勝ち抜くためのポイントはどこか。
2018/01/30
小林がややリード、ルーキー岸田はどこまで迫れるか
次に競争が勃発するのは捕手だ。
昨年3月のワールドベースボールクラシック（WBC）に日本代表として出場した小林誠司がリードするが、ドラフト2位の岸田行倫と育成から這い上がった田中貴也がキャンプ1軍メンバー入り。打撃で非凡なものをみせる宇佐見真吾はケガの影響で3軍スタートだが、小林を軸にした争いが繰り広げられる。
守備面では小林が2、3歩リードしている。安定感のあるスローイングはさることながら、プロに入団して4年が経過し落ち着きが出てきた。すべての投手が菅野智之くらいの気持ちでマスクをかぶるようになれば、さらにハイレベルな捕手へと成長できるだろう。ルーキー岸田がどこまで迫れるか。
また投手陣も気になるところ。マイコラスの穴をどう埋めていくかが鍵になる。FAで獲得した野上亮磨、汚名返上のシーズンになる山口俊ら30歳以上の投手や、菅野、田口麗斗、畠世周の後に続く投手たちで、マイコラスの勝利分を埋められるか。
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