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【春季キャンプ見どころ・ソフトバンク】投手王国、強化ポイントは中継ぎ陣。厚み増したい打撃陣、期待の右打者とは

2月1日からプロ野球の春季キャンプが一斉にスタートする。大物ルーキー、新外国人、フリーエージェント(FA)移籍など新加入の選手に注目が集まるが、それぞれのチームがシーズンを勝ち抜くためにポイントはどこか。

2018/01/29

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厚い選手層、台頭が望まれる右打者

 一方、打撃陣で厚みを増したいのは右打者だ。
 
 チームには今宮健太、内川聖一、デスパイネ、松田宣浩と強打者がいる。しかし、下位打線に右打者にややもろさがみえる。江川智晃、吉村裕基、川島慶三などがポジションを変えて起用されてきたが、次世代の育成も含めて若手の台頭が欲しい。
 
 先日発表されたキャンプの振り分けによると、外野手で塚田正義がA組(1軍相当)のメンバー入りを果たしている。塚田は昨季、上林誠知らとともにキャンプから期待を受けたが、争いから脱落した。シーズンは27打席にとどまり、今季の巻き返しを図りたい。
 
 内野手では、斐紹とのトレードで楽天から加入した西田哲郎もA組に入り期待を受けている。今宮健太と同学年で入団も同期だ。守備に定評があるものの、荒さのあるバッティングで小技に難があり伸び悩んできた。当面は今宮のバックアップメンバーという位置づけだが、本人にはその程度で終わるつもりはないはずだ。貴重な右打者として戦力になるべくキャンプに臨んでくるはずだ。

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