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オリックス・バファローズ、2015補強診断。昨季オフ12球団一番の大型補強を敢行、巨大戦力に

ベースボールチャンネルでは、2015年プロ野球開幕に向けて、各球団の補強動向を診断していく。日本一という目標に向かって、効果的な補強を行うことができた球団は?いよいよパリーグだ。第7回は森脇浩司監督率いるオリックス・バファローズだ。

2015/03/22

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ベースボールチャンネル編集部



補強面と総合力それぞれの診断結果

補強診断 A
内野陣の層の厚さは、両リーグ通じても屈指のレベル
 
 故障者が続いた昨季終盤は選手層の薄さが足かせとなった。特に右打者が足りず、中島、小谷野の補強は的確に弱点を補える。楽天に移籍したペーニャの穴は、ブランコで完全に埋まる計算。内野陣の層の厚さは、両リーグ通じても屈指のレベルとなった。先発のバリントンも、広島時代から中4日を挟みつつフル回転するなど、ローテーションの一角として十分期待できる。そして補強以上に大きい金子の残留。右肘手術の影響で予定していた開幕投手こそ回避したが、遅くても4月中旬には戦列に復帰できる見込みだ。
 
総合診断 A-
巨大戦力を持てあますことなく起用できるか
 
 余剰人員すら出かねない巨大戦力を、持てあますことなく起用できるのか。森脇浩司監督の手腕が大きなカギを握りそうだ。内野手だけでも中島、小谷野、ブランコの移籍組に、T-岡田、安達了一、平野恵一、ヘルマンと他球団なら主力級が並ぶ。外野も同様だ。不協和音が響くことなく、相乗効果となるケミストリーが生まれれば、総合力の高さは疑うべくもない。上積みを期待したいのは若い先発投手陣。西勇輝、松葉貴大、東明大貴、吉田一将、ドラフト1位山崎福也(明大)らが順調な成長曲線を描くようだと、鉄壁の布陣となる。
 
開幕オーダー(ベストオーダーも同じ)
4 平野恵一
6 安達
9 糸井
D ブランコ
3 中島
5 小谷野
7 T-岡田
8 坂口
2 伊藤
 
開幕ローテーション
1 ディクソン
2 松葉
3 バリントン
4 西
5 山崎福
6 東明
抑 平野佳
 
Bs0322-1
 
ベストローテーション
1 金子
2 ディクソン
3 バリントン
4 西
5 松葉
6 吉田一
抑 平野佳
 
Bs0322-2
 
 
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