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清宮幸太郎の圧倒的存在感。新人合同自主トレで受けた衝撃【えのきどいちろうのファイターズチャンネル#67】

年が明け、プロ野球も2月のキャンプインに向けてまずは新人選手が始動した。ファイターズにおいて、注目株は何といっても清宮幸太郎だ。

2018/01/15

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北海道日本ハムファイターズ

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トスバッティングに惚れ惚れ

 グラウンドレベルに降りたら、新人7選手がノックを受け始めた。気がつくと新任の飯山裕志コーチが腕組みしてそれを眺めてる。ご挨拶がてら「新人どうですかねぇ?」と声をかけてみた。で、新人のノックを見ながら昔話に花が咲いた。新人たちはちょっと微笑ましいほどぶきっちょだった。考えたら野手は清宮幸太郎と難波侑平だけで、後は全員ピッチャーだ。そりゃゴロ捕球→スローもスムーズにはいかない。
 
 清宮と難波はさすがにノックに慣れていた。ただそれも高校レベルだ。「打球に入る間合い」という話を飯山コーチはしてくれた。栗山監督が清宮のサード挑戦をほのめかしているようだが果たしてどうなるだろうか。もっとも名手・飯山裕志だって鹿児島のれいめい高からプロに飛び込んできたときはぶきっちょだった。清宮も(難波も!)ゴールデングラブ獲る選手になるかもしれないよ。
 
 さて、それから室内練習場で清宮と難波のトスバッティングを見たのだ。最初、難波のミートセンスの良さに感心していたら、清宮の打撃が始まって度肝を抜かれた。こんなに間近で清宮のインパクトの瞬間を見たことがない。すごかった。スケール半端ない。バットの先端を少し前へ傾ける準備動作から、トップをつくってギューンとバットが出る。惚れ惚れした。下半身のどっしり感も素晴らしい。これ、早く生きた球を打つのが見たいなぁ。こんな素材がモノにならないわけがない。
 
「将来の大リーグ挑戦」とか「王さんの本塁打記録」とか、まだプロで1打席も立ってないうちから、先回りして清宮の将来像が記事になる。何かでかいことをやってくれそうだぞという期待感のあらわれだろう。ただまぁ、そういうストーリーづくりもいいが、とにかく百聞は一見に如かず、まっさらな目で彼のバッティングを見てほしい。そして惚れ込んでほしい。すっごいよ。あと半月すれば天下堂々、ファイターズのユニホーム姿で清宮は打席に立つのだ。

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