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日ハム新助っ人・マルティネスに日本球界で飛躍の期待 米国でも今後の動向に熱視線

2018/01/10

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Getty Images



 昨季までテキサス・レンジャーズでプレーし、今季から北海道日本ハムファイターズでプレーするニック・マルティネス投手。2014年にメジャーデビューを果たした右腕は、ダルビッシュ有投手の同僚として先発ローテーションを担ったが、4年間で17勝30敗、防御率4.77と安定感を欠く内容が続いてしまっていた。
 
 今季から日本でプレーすることになったマルティネスだが、米国では日本球界での成長が期待されているようだ。
 
 レンジャーズの球団公式サイトでは9日(日本時間10日)付で特集を掲載し、チームを離れて日本球界に挑戦するマルティネスの飛躍を期待している。
 
 レンジャーズはこれまでにコルビー・ルイス、トニー・バーネット、アンソニー・バース、クリス・マーティンといった日本球界経験者を獲得してきており、彼らを「日本でプレーしたことによってキャリアが復活した選手」と評し、マルティネスも彼らのように日本で実力をつけることが期待されているようだ。
 
 また、マルティネスは上記のレンジャーズ所属選手たちと日本球界についての話を交わしたようで、日本球界でのプレーを素晴らしい機会と捉え、プレーを心待ちにしているようだ。
 
 マルティネスは「日本球界は6人制ローテーションで1週間に1回の登板機会ということもあって、先発か中継ぎか一貫した役割を与えられることになると思う」と話しており、メジャー時代とは変わって起用法が安定することを望んでいるようだ。
 
 近年ではダルビッシュ有と大谷翔平を輩出したことから、米国でもある程度名が知られている日本ハム。日本人選手の育成に定評があるだけでなく、マーティン、ウルフ、ケッペル、クロッタ、メンドーサなど、多くの助っ人投手が活躍を見せてきたが、マルティネスも彼らに続いて活躍を見せ日本で開花となるだろうか。