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投球4回で勝利投手に? 「自責点」って…判定はどうなる?【意外と知らない野球ルール3問クイズ】

野球には、様々な状況を想定した「公認野球規則」がある。このルールブックによって、想定外と思われるような珍場面でも公正な判定を下すことができる。今回は「名珍場面から振り返る野球のルール」(カンゼン、2014年刊行)より、難解な野球規則を過去の事例からクイズ形式で出題する。(2018年1月5日配信分、再掲載)

2020/04/08

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Q2:捕手の落球で3失点、投手の自責点は…

Q2:投手がタイムリーで1点失ったあと、2アウト二塁のピンチ。フライに打ち取ったが、捕手がこれを落球したため、二塁走者が生還し1点。さらにタイムリーで計3点。このとき、投手の自責点はいくつになる?
 
 タイムリーで1点を失ったあとのピンチで、捕手へのフライに打ち取ったが、まさかの落球。ボールがフェアグラウンドに転がる間に、二塁走者がホームを踏んだ。さらに2アウト二塁からタイムリー。この回、計3点を失ったが、自責点はいくつになるのか。
 
A:3点を失ったため、自責点も3点。
B:タイムリーを浴びた2点が自責点となる。
C:捕手の落球がなければ3アウトチェンジ。以降の失点は自責点とならない。自責点は1。

【次ページ】正解は…
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