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巨人ファンが語る「待望のポスト山口!ドラ2サウスポー戸根千明に期待すること」とは?

これまでジャイアンツのリリーフ陣を鉄腕が支えてきた。しかし、鉄腕も人間。ここ数年は故障続きだ。そこに現れたのがドラフト2位のサウスポーの戸根千明だ。

2015/03/20

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鉄腕も人間

前人未到の7年連続60試合登板。
 
最初はファンも無邪気に喜んでいた。
さすが頼りになるぜ山口鉄也なんて、最強セットアッパーを賞賛。
それがここ数年は、この記録が更新される度に心配してしまう。
おいおい、ぐっさん大丈夫か?と。さすがに投げ過ぎだろうと。
クローザーは西村やマシソン、そして澤村と毎年のように代わっている。
だが、「左のセットアッパー」は山口だけだ。
ここだけは他に代わりがいない。働いてまた働く。結果、1人で投げ続ける男31歳。
07年のデビュー以来、8年間で1軍通算501試合登板。
間違いなく、原政権最大の功労者。だけど鉄腕も人間だもの。
12年の防御率0.84(WHIP0.72)をピークに、14年の防御率は3.05(WHIP1.44)まで悪化。
昨季は2月のキャンプ中に左肩の炎症で離脱し、オフには左肘に違和感を覚えPRP治療に踏み切った。
 
もっとぐっさんを大事に使いたい。
求む、ポスト山口。
チームもその負担の大きさを考え、近年は左の即戦力候補の中継ぎタイプの投手を毎年のようにドラフト指名。
11年4位高木京介(国学院大)、12年4位公文克彦(大阪ガス)。
高木はルーキーイヤーから左の中継ぎとして3年間で計106試合に投げているが、ここ2年間は防御率4点台中盤から後半と停滞。
公文にいたっては昨年の1軍登板数0と伸び悩んでいる。
 
そこで昨年のドラフト会議で原監督の強い要望もあり、2位指名された変則サウスポーが戸根千明(日本大)である。
回転寿司は最高64皿、カレーライス1.2キロ完食等数々の大食い伝説を引っさげプロ入り。
人見知りのドラ1ルーキー岡本に積極的に声をかけ、試合前に一発芸でチームメイトを笑わせる明るい性格。
173センチ、93キロ、胸囲115センチのド迫力ボディを誇り、先輩たちからは「ベイマックス」と呼ばれ可愛がられている。
春季キャンプでは、あの400勝投手カネヤンも「ダルマさん、面白いな!」とよくわからない絶賛。
ファンも「大学時代は1日8食?ネタになる面白い投手が入って来たなあ」とほんわか歓迎ムード。

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