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FAで巨人移籍の野上、人的補償は投手が狙い目?プロテクト名簿28人を予想

2017/12/02

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■捕手

 

 
 今季、巨人はドラフトで相川亮二が現役を引退、實松一成も戦力外とし、ドラフトでは育成選手を含めて4人の捕手を指名するなど、捕手陣の一新を図った。
 
 正捕手の小林、今季頭角を現した宇佐見は来季も必要戦力であることからプロテクトに選出したが、今回プロテクト外とした河野・田中は1軍経験には乏しい。そのため、炭谷・岡田・森などの捕手を抱える西武が今回の人的補償で捕手を獲得する可能性は低そうだ。
 

■内野手

 

 
 西武は山川穂高・浅村栄斗・源田壮亮・中村剛也・メヒアが1軍で主力として活躍しており、外崎も三塁手として出場が可能なため、現存の1軍戦力だけでも非常に層が厚い。その他にも呉念庭・水口・永江などがスタメンの座を虎視眈々と狙っており、西武は全体的に内野手の層が厚い。そのため、巨人から人的補償で新たに内野手を獲得するとは考えにくいだろう。
 
 上記の理由を踏まえ、今回の予想では不動のレギュラーである坂本、今季は出場機会を増やした中井、そして期待の若手である岡本・吉川尚をプロテクトに選出した。また、ベテランの阿部慎之助も今までの貢献度が非常に高く、引退後も考えて流出を防ぐために選出に至った。
 
 一方、その他の若手選手については実績が少なく、内野手の層が厚い西武が人的補償で選手を獲得するとは考えにくいため、選出を見送った。また、ベテランの寺内・脇谷も選出外とした。
 

■外野手

 

 
 西武は秋山・栗山・金子侑・外崎などがスタメンとして出場することが多く、ベンチにも斎藤・木村・坂田などが控えている。そして、2軍にも愛斗や鈴木が1軍昇格を目指して奮闘しており、今回の人的補償で外野手を獲得する可能性は低いだろう。
 
 そのため、1軍で主力級の陽岱鋼・長野・亀井は優先的にプロテクトに選出した。また、今季は代走などの出場がメインとなり、今後の成長が期待される重信もプロテクト入りとした。

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