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「球数少なく、予定回数超え」広島・黒田復帰2戦目は初被弾もオリックス打線を翻弄!

8日のヤクルト戦で日本球界復帰後初のオープン戦に実戦登板した黒田博樹が、15日、マツダスタジアムで行われたオリックスとのオープン戦に2度目の登板に臨んだ。

2015/03/15

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ベースボールチャンネル編集部



復帰2戦目も危なげない投球

広島9-2オリックス(15日 マツダ オープン戦)
 
 8日のヤクルト戦で日本球界復帰後初のオープン戦に実戦登板した黒田博樹が、15日、マツダスタジアムで行われたオリックスとのオープン戦に2度目の登板に臨んだ。マツダスタジアムの観衆は初登板の8日に続いて2万人超えの大入りを記録。
 
 前回は4回1/3を39球ノーヒット、無四球のパーフェクトピッチングを披露した黒田だが、今回も初回からオリックス打線に凡打の山を築く。2回にはT-岡田に日本球界復帰後初ヒットを許し、4回には引っかかったツーシームが高めに入った失投をブランコが見逃さず、レフトにホームランを打たれ初失点を喫し苦笑いをする場面が見られた。
 
 しかし打たれてからもセットポジションになってからもリリースポイントの良さは全く変わらず、ツーシームにカットボールなどボールを動かしながら巧みにバットの芯を外す黒田の投球にオリックス打線は翻弄する。4回以外は連打を許さず、目標としていた5回75球を上回る6回76球の省エネピッチング。まさに「ストライクでプレッシャーをかけていきたい」「すぐに切り替える」「少ない球数でアウトを取る」という黒田の哲学を実践するような内容だった。試合はそんな黒田のピッチングに奮起し、鈴木誠、菊池、丸のアベックホームランなど9得点の猛攻。最後は一岡がピシャリと抑えて9対2でオリックスに快勝し前日の借りを返した。

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