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「外様」でも巨人で愛された男・村田修一、あえて“フリー”の新天地は。ヤクルトが獲得に動く可能性

読売ジャイアンツを自由契約となった村田修一内野手。第1次戦力外通告期間の最終日に衝撃の発表となった。今後の村田自身と、獲得を目指す球団の動きに注目が集まっている。

2017/10/17

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自由契約は功労者への球団の配慮

 男・村田が巨人を去った。
 
 先週13日の金曜日夕方、巨人が村田修一内野手と来季の契約を結ばずに自由契約とすることを発表。11年ぶりにBクラスに沈んだチームは来季から若返りを図るため、村田の出場機会が激減する可能性が高まったとして、苦渋の決断に踏み切った。
  
 村田は12月で37歳になるベテランとはいえ、まだまだ攻守に渡って十分な活躍が見込める。昨季2016年のシーズンは打率3割、25本塁打、81打点。守備でも巨人時代に昨季を含む通算3度のゴールデングラブ賞、ベストナインも三塁手部門で4度受賞している。
 
 2012年にFA権を行使して横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)から巨人入り。生え抜きではなかったものの2013年の秋季練習で当時の原辰徳監督から「外様選手」として初めて選手会長に指名され、就任した。
 
 チームメートたちと野手投手のポジションで分け隔てなく食事を重ね、多くの選手たちから絶大な信頼を得ていたことも原監督から高く評価され、重職を任される材料につながった。悩みの相談にも乗る兄貴肌的なところもあり、とにかく人望が厚い。
 
 巨人側もこうしたグラウンド内外での村田の貢献度を高く買っていた。功労者だからこそあえて“フリー”の立場にしたのであろう。各メディアの報道によれば、鹿取義隆GMは「自由契約のほうが彼の選択肢が広がると思った」とも説明している。
 
 現在の村田は2度目の国内FA権を取得している。今季は推定2億2000万円の高額契約を巨人側と結んでいることから、仮に行使すればBランク選手となり、獲得球団には金銭もしくは人的保証の義務が必要となってきそうな流れもあった。
 
 まだ現役を続けたい意向を強く抱いている村田に今オフのFA権行使を選択させ、それが“足かせ”とならないようにするため、他球団からオファーがかかりやすい立場にしようと自由契約という思い切った判断を下したようだ。

 

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