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楽天、4年ぶりCSでファイナルS進出!初戦敗退からの連勝突破はパ・リーグ史上初

2017/10/16

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〇楽天5-2西武●(16日・メットライフドーム)
 
 16日にメットライフドームで行われたパ・リーグクライマックスシリーズ1stシリーズ・第3戦は、楽天が西武を5-2で下した。
 
 楽天はこれで1stステージの戦績を2勝1敗とし、4年ぶりとなるクライマックスシリーズでファイナルステージへ駒を進めることとなった。ファイナルステージは18日からヤフオクドームで行われ、今季の覇者・ソフトバンクと対戦する。
 
 この試合の先発は楽天・美馬、西武・野上と共に今季11勝をマークした右腕対決。先制点を奪い、試合を優位に進めたのは楽天だった。
 
 1回表、楽天は茂木・ペゲーロ・島内が四球を選び二死満塁のチャンスを作ると、ウィーラーの適時内野安打で1点を先制。4回にはウィーラーの安打・岡島の犠打で一死2塁のチャンスを作ると、野上の暴投、炭谷が後方のボールを見失うミスが重なり、その間にウィーラーは本塁に生還し2点目を奪った。
 
 そして、8回には5番手・シュリッターからウィーラーがソロ弾、枡田が2ランを放ち3点を追加。効果的な2発で西武を突き放し、完全に試合の主導権を握った。
 
 先発の美馬は5回に一死2・3塁と一打同点のピンチを背負い、炭谷に犠飛を浴びたところで降板した。4回2/3を72球で3安打・4奪三振・1四球・1失点という内容だった。
 
 楽天はなおも二死3塁のピンチを背負ったが、2番手・高梨が秋山を空振り三振に仕留める好リリーフ。高梨は6回先頭の源田に四球を与えたところで交代となり、その後は宋家豪・ハーマン・福山・松井裕とつないでリードを守り切った。
 
 敗れた西武は投打に振るわず、2013年以来4年ぶりとなるCSは1stステージで敗退となった