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ロッテ3連勝!ドラ1・佐々木は7回1失点で4勝目、ドラ5・有吉はプロ初Sとルーキー大活躍!

2017/09/21

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〇ロッテ4-3西武●(21日・メットライフドーム)
 
 ルーキーの力投と打線の援護がかみ合ったロッテが3連勝を飾った。
 
 西武先発・菊池、ロッテ先発・佐々木で始まった試合は投手戦の様相を呈した。
 
 初回、西武は浅村が右中間スタンドに今季第17号となるソロ本塁打を放ち1点を先制した。その後、スコアボードには0が並び続ける展開に。
 
 パ・リーグ最多タイの16勝目を狙った菊池は、この日は連打などでピンチを背負う場面が多かったが、要所はしっかりと締めて6回を83球で4安打・7奪三振・3四死球・無失点という内容で降板した。制球が安定せず苦しいピッチングとなったが、相手に得点を許さない、まさに”エース”の投球を見せた。
 
 一方の佐々木も初回以降は持ち直し、4回以降は毎回ピンチを背負うも西武打線に決定打を許さなかった。
 
 そして、ロッテ打線がルーキーの粘投に応えた。7回、西武は2番手に牧田を投入したが、ロッテは一死からパラデス・大嶺翔が連続で二塁打を放ち、1点を奪って試合を振り出しに戻す。
 
 8回には4番手・シュリッターから2者連続四球で無死1・2塁のチャンスを作るも中村のバントが一ゴロとなり一死1・3塁に。しかし、中村はすかさず盗塁を決め自らのバントミスを帳消しに。その後、田村が犠飛・パラデスが適時打を放ち、ロッテは2点を勝ち越した。
 
 ロッテは9回にも加藤のエンタイトル2ベース・角中の安打で一死1・3塁のチャンスを作ると、5番手・平井のボークで1点を加えリードを3点に広げた。
 
 先発の佐々木は7回を97球・5安打・5奪三振・2四球・1失点と好投し降板となった。その後は大谷が8回を無失点に抑えたが、9回には守護神・内が0回1/3で2失点と振るわず降板。その後はルーキーの有吉が厳しい場面で登板。有吉は外崎に安打を浴びて1点差に迫られたが、代打・坂田を空振り三振、金子を一ゴロに打ち取りなんとか試合を締めた。佐々木は4勝目、有吉はプロ初セーブをマークした。
 
 敗れた西武は打線が9回に追い上げを見せたが、救援陣が振るわず3連敗となった。