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大谷、毎回走者を背負う苦しい投球も6回1失点の好投 ピンチでギア上げ剛球連発

2017/09/21

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 北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手は、21日に本拠地・札幌ドームで行われている福岡ソフトバンクホークス戦に先発登板し、6回1失点の好投を見せ勝利投手の権利を得て降板した。
 
 8月31日には4回途中4失点と苦しい投球となったソフトバンク戦に再度登板となった大谷。今日もバックネット裏には多くのメジャー関係者が集まる注目の一戦となり、その中で大谷はパ・リーグ覇者に雪辱を晴らした。
 
 初回は二死から中村晃に四球を与えるも、続くデスパイネを遊ゴロに打ち取る。その後も2回と3回は共に先頭打者に安打を浴び、犠打で得点圏に走者を背負ったが後続をしっかりと打ち取り要所を締めた。
 
 また、3回のピンチで主砲のデスパイネを迎えた際には今日最速の162キロをマークした。
  
 3回裏には更に4点の援護をもらった大谷だったが、4回には上林に内角の速球を右翼スタンドに運ばれ1点を失う。その後も四球と捕逸で得点圏に走者を背負ったが、後続を抑え最少失点でピンチを切り抜けた。5回も二死から中村晃に四球を与え走者を背負ったが、デスパイネを2打席連続三振に仕留めた。
 
 6回にも二死満塁のピンチを招いたが、明石から空振り三振を奪いピンチを凌いだ。大谷は球数が多くなっていたこともありこの回で降板となった。6回を108球で5安打・9奪三振・5四球・1失点という内容だった。
 
 大谷は今日の試合では毎回走者を背負ったが、状況が厳しくなるにつれてギアを上げ、160キロ近くの速球や鋭く変化するスライダーを連発しソフトバンク打線に決定打を許さなかった。