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好投を続けているDeNAドラ6ルーキー・尾仲。再昇格後は4試合で6回を投げ、被安打はわずか「1」

2017/08/25

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 横浜DeNAベイスターズのドラ6ルーキー・尾仲雄哉投手(22)が、8月19日に1軍再昇格を果たしてから結果を残し続けている。
 
 尾仲は福岡県北九州市出身で、福岡・高稜高校、広島経済大学を経て2016年のドラフト6位でDeNAに指名され入団。高校時代は目立った実績はなかったが、大学時代に才能が開花し、球速をはじめ制球力なども大きく向上。現在は最速150キロの直球・縦に落ちるスライダーなどを主な武器としている。
 
 今季は5月上旬に1軍デビューを果たしたが、3試合に登板して防御率11.37と結果を残せず2軍落ち。その後は2軍で防御率0.94と結果を残し、セットアッパーの三上朋也と入れ替わる形で8月19日に1軍昇格。
 
 昇格後は4試合に登板して6イニングを投げて無失点。回跨ぎもこなし、浴びた安打も1本。22日には8回から2イニングを投げ、9回裏に3連発で味方がサヨナラ勝ちとなったため、尾仲は嬉しいプロ初勝利を手にし、球団史に残る試合にその名前を刻んだ。
 
 現在、DeNAは主力の三上朋也・加賀繁が2軍に降格するなど中継ぎ陣が手薄となっている。しかし、そこに尾仲と助っ人左腕・エスコバーが救世主の如く登場。先発陣が試合を作れず降板する中、ビハインド時に追加点を許さず好投。結果として球団史上57年ぶりとなる3戦連続サヨナラ勝ちを呼び込んだ。
 
 現在はチームのリリーフ陣が手薄となっているだけに、このチャンスを活かして1軍定着を図りたいところだ。今後も22歳のルーキーの投球から目が離せない。