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西武が4カード連続3タテで26年ぶり12連勝!菊池・源田・山川と若獅子大活躍

2017/08/03

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〇西武8-1楽天●(メットライフドーム)
 
 西武が投打に楽天を圧倒し、4カード連続3タテで1991年以来となる破竹の12連勝を飾った。
 
 西武先発・菊池、楽天先発・安樂でプレイボール。試合は、序盤から西武が主導権を握り続けた。
 
 初回、西武は秋山の先頭打者本塁打で幸先よく1点を先制。その後も源田が四球・盗塁で無死二塁のチャンスを作ると、浅村も右前安打を放ち好機を無死1・3塁に広げる。
 
 そして、4番・中村に対する3球目のボール球を捕手・細川がパスボール。その間に源田が本塁に生還し、浅村は二塁に進塁した。その後、二死から山川が適時打を放ち、3点目を加えた。山川は1日跨ぎで4打席連続打点をマークした。その後、6回に二死から山川・外崎が連続で二塁打を放ち、若手2人で4点目を加えた。
 
 7回には先頭の金子が安打で出塁すると、秋山の一ゴロを一塁手・枡田がトンネル。相手の失策で出塁した秋山が盗塁を決め無死2・3塁とチャンスを広げると、源田が適時三塁打を放ち2点を追加。その後、中村が四球を選び代走に木村が起用されると木村は二死から盗塁を決め再び2・3塁の好機を作る。
 
 そして、前日3本塁打で今日も適時打を放った山川がまたも適時打を放ち、この回4点を奪いリードを7点に広げた。
 
 先発・菊池は最速158キロをマークするなど快調に飛ばし、5回二死に聖澤に安打を浴びるまで完全投球の好投。6回に元同僚の細川に今季初本塁打を浴び1点を失ったが、8回まで二塁を踏ませず得点の契機すら作らせなかった。菊池は8回を115球で3安打、11奪三振、1四球、1失点という内容でマウンドを降りた。
 
 そして、9回は2年目の野田がきっちりと3人で三死を奪い試合を締めた。先発した菊池はリーグトップの11勝目を手にした。
 
 12連勝を飾った西武は、4日から本拠地で首位・ソフトバンクとの3連戦を迎える。逆転優勝のためにも、勢いに乗って難敵から白星を掴み取りたいところだ。