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阪神、1日で再び同率2位!終盤の猛攻で2桁得点、岩田が今季初登板初勝利

2017/07/27

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〇阪神10-3DeNA●(甲子園)
 
 阪神打線が10安打10得点の猛攻でDeNAを降し、再びDeNAと同率2位に浮上した。
 
 阪神先発・岩田、DeNA先発・石田で試合はスタート。今季初登板となった岩田だったが、初回に田中浩・筒香に安打を浴び、宮崎から三振を奪った際に重盗を許し二死2・3塁のピンチを作ると、後藤への初球で暴投を記録してしまい、1点を献上してしまう。
 
 2回には、先頭の梶谷に四球・石田に犠打を許し一死2塁のピンチを招くと、倉本に適時打を浴び2点目を失った。
 
 2点を追う立場になった阪神だったが、4回に先頭の北條が四球・3番起用のドラ1ルーキー・大山がポテンヒットでつなぎ無死1・2塁のチャンスを作ると、中谷が今季11号となる3ランを放ち、逆転に成功した。
 
 そして、8回にはDeNA3番手・砂田から先頭の俊介が安打・北條の犠打でチャンスを作ると、大山が左中間スタンドへ今季第3号となる本塁打を放ち2点を追加。
 
 その後もロジャース・中谷の連打、鳥谷の四球で一死満塁のチャンスを作ると、大和の右前適時打で6点目を奪い砂田をKO。その後に登板した三嶋からは、代打・高山が右中間を破る走者一掃の適時打を放ちダメ押しの3点を追加。そして、続く俊介の一ゴロを一塁手・後藤がトンネルして捕球できず、その間に高山が生還し阪神は10点目を奪った。
 
 先発の岩田は、3回以降は持ち直し5回を84球、3安打、4奪三振、5四球、2失点という内容で勝利投手の権利を得て降板。その後はメンデスが1回2/3を投げ、7回に二死3塁で筒香を迎えるところで降板。一打同点の場面で3番手・高橋が登板。厳しい場面での登板となったが、ベテラン左腕は筒香をしっかりと二ゴロに打ち取りピンチを凌いだ。
 
 そして、8回には桑原が登板。桑原も宮崎の安打・北條の失策・嶺井の犠打で一死2・3塁と一打逆転のピンチを招いたが、梶谷を二飛、荒波を遊飛に打ち取り、1イニングを無失点で切り抜けた。
 
 大量リードを奪った9回には松田が登板し、桑原にポール直撃のソロ本塁打を浴び1点を失ったがそれ以外の打者は凡退に抑え、試合を締めた。岩田は今季初登板で初勝利を手にした。
 
 敗れたDeNAは先発・石田が一発に泣き、8回には砂田が乱調で大量失点。打線も好機で一打が出ず、大敗で連勝は3でストップし再び阪神と同率2位となった。