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大谷獲得の布石か。レンジャーズのマイナー選手放出で注目、知られざる「ボーナス・プール」とは?

メジャー挑戦に注目が集まる北海道日本ハムファイターズ・大谷翔平投手。米メディアは契約金の上限の関係で「今オフの移籍の可能性は低くなった」と報じているが、今後のトレード次第では増額もあり得るようだ。

2017/07/18

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不透明な大谷の移籍。国内での二刀流は見納めか

 レンジャーズもすでに、ベネズエラのウィルダード・パティーノ外野手と130万ドル(約1.5億円)、同国のカイバー・ロドリゲス遊撃手と100万ドル(約1.1億円)、メキシコのダミアン・メンドーサ投手と100万ドル(約1.1億円)の契約に次々と合意。「インターナショナル・ボーナス・プール」を使い果たしたと見られていた。
 
 ところが、このボーナス・プールはトレードで他球団から譲り受けることができる。それが前述のホワイトソックスへの若手放出の見返りというわけだ。これにより、レンジャーズはまた新たな若手有望株を国外から獲得することができると報じられている。譲渡された額は明らかにされていない。各チームは当初定められた5億円前後の限度額の75%まではトレード対価での増額を許され、理論上は10億円前後まで増やすことができる。
 
 もっとも5億だろうと10億だろうと、当初噂されていた200億円以上という大谷の市場価値から見れば「目くそ鼻くそ」。このインターナショナル・ボーナス・プールが大谷に適用されるのかは依然不透明なままで、新ポスティングシステムも日米間で議論が始まったばかりだ。
 
 何より大谷自身、今季は故障で満足なパフォーマンスを全く示せていない。日本ハムの後半戦は他球団より1日遅く18日に函館での楽天戦から始まる。日本では見納めになるかもしれない二刀流の本領、そして移籍ルールの経緯により熱い視線が集まる。

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