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楽天、4点差跳ね返し逆転勝利!初回に塩見が4失点もウィーラーが3安打4打点と大活躍

2017/07/09

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〇楽天5-4西武●(Koboパーク宮城)
 
 楽天が投打に粘りを見せて序盤の4点ビハインドを跳ね返し、逆転勝利を飾った。
 
 楽天・塩見、西武・ウルフの先発で試合はスタートしたが、序盤から試合が動いた。
 
 初回、塩見は一死から源田に右前打・浅村に四球を与えピンチを招くと、二死から栗山に適時打を浴び1点を失う。そして、続くメヒアに本塁打を浴びてしまい、まさかの4失点スタートとなった。
 
 しかし、打線がすぐに得点を奪い返す。1回裏、ペゲーロが内野安打・岡島がメヒアの後逸で出塁しチャンスを作ると、ウィーラーが適時打を放ち2点を返す。
 
 その後の3回には、先頭の岡島が安打で出塁すると、今度はウィーラーが今季第19号となる2点本塁打を放ち、主砲の一発で同点に追いつく。そして、7回にはペゲーロ・ウィーラーの安打でチャンスを作ると、銀次が適時打を放ち遂に勝ち越しに成功した。
 
 先発・塩見は5回4失点で降板となったが、その後を受けたリリーフ陣が粘投。特に、3番手・福山は3連打を浴び一死満塁と絶体絶命のピンチを招いたが、中村を得意の内角への球で遊ゴロ併殺打に打ち取り、得点を許さなかった。8回のハーマンも二死から2塁打を浴びて一打同点のピンチを招いたが、代打・山川を三ゴロに打ち取り1回を無失点。
 
 そして、最後は守護神・松井裕が外崎・秋山・源田の3人を三者連続三振に仕留め、試合を締めた。初回に塩見が4失点と西武に主導権を握らせてしまうスタートとなったが、最後は投打で粘りを見せた楽天が試合を制した。
 
 敗れた西武は先発・ウルフが5回4失点と振るわず、打線も初回以降は好機を活かしきれず、カード負け越しとなった。