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ソフトバンク、投打かみ合い4連勝!6年目左腕・嘉弥真がまたも好リリーフ・サファテ通算200S

2017/07/05

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〇ソフトバンク5-3オリックス●(ヤフオクドーム)
 
 ソフトバンクが劣勢を跳ね返し、4連勝を飾った。
 
 この日の先発はソフトバンク・武田、オリックス・金子千尋でプレイボール。初回に先制点を奪ったのは、ソフトバンクだった。
 
 初回、ソフトバンクは明石の左前打・今宮の犠打で一死2塁のチャンスを作ると、柳田の適時打で1点を先制。先発の武田を援護した。
 
 また、今宮はこのイニングの犠打でNPB史上19人目となる通算250犠打を達成した。
 
 先発・武田はこの日も制球が安定しなかったが、3回まで無失点に抑える粘りの投球。しかし、4回にT-岡田・マレーロの2人にソロ本塁打を浴び、逆転を許してしまう。そして、5回に2四球とロメロの内野安打で二死満塁のピンチを招いたところで降板となった。武田は4回2/3を4安打、3奪三振、4四球、2失点という内容だった。
 
 そして、二死満塁で前打席に本塁打を放ったT-岡田という大ピンチでソフトバンクは2番手に嘉弥真をマウンドに送る。最近はピンチで登板し、相手の流れを断ち切る好投を見せ続けている嘉弥真は、抜群のマウンド度胸を披露。大ピンチに臆することなく、真っ向から立ち向かい、最後は外角のスライダーでT-岡田を空振り三振に仕留め得点を許さなかった。
 
 そして、5回に打線が嘉弥真の大仕事に応え奮起。5回、先頭の甲斐が四球で出塁すると、上林の犠打・明石の一ゴロで二死3塁のチャンスを作ると、今宮が中前に適時打を放ち同点に追いつく。そして、続く柳田がバックスクリーン横に今季第21号となる2点本塁打を
放ち、勝ち越しに成功した。
 
 そして、6回には先頭の中村晃の四球・川島の犠打でチャンスを作ると、続く甲斐のバットのグリップ付近に当たった打球が前に飛んでフェアとなり、その打球を投手・金田が悪送球。その間に二塁から中村が生還し、1点を追加した。
 
 そして、リードを奪ったソフトバンクは強力リリーフ陣を投入。6回から五十嵐・森・岩嵜・サファテと4人のリレーでリードを守り切った。
 
 守護神・サファテはこの試合で今季25セーブ目を記録し、外国人史上初・NPB史上6人目となる200セーブ到達となった。
 
 敗れたオリックスは先発・金子千尋が5回4失点と試合を作れず、打線も3本の本塁打を放ったが、いずれもソロ本塁打という3得点に留まってしまった。