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巨人、2戦連続完封で首位・広島にカード勝ち越し!菅野リーグ最多8勝目

2017/07/05

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〇巨人5-0広島●(マツダスタジアム)
 
 巨人が敵地・マツダスタジアムで2試合連続完封勝利を飾り、広島から今季初となるカード勝ち越しを決めた。
 
 この試合の先発は、共にセ・リーグ最多となる8勝目を狙う広島・岡田、巨人・菅野で始まった試合は、投手戦の様相を呈した。
 
 先制点を奪ったのは巨人だった。2回、巨人は先頭の村田が二塁打、陽が右前に安打を放ち無死1・3塁のチャンスを作ると、中井の併殺間に1点を先制した。
 
 その後は両軍スコアボードに0が並んだが、7回二死から長野・重信が連打で出塁しチャンスを作ると、坂本が2点適時二塁打を放ち3点目を追加した。そして、9回には長野の今季第4号となる2点本塁打でダメ押しの2点を加えた。
 
 そして、菅野が強力カープ打線を相手に圧巻の投球。2回には安打で出塁を許した西川を牽制死に仕留めるなど、走者を出しても要所を締める投球で6回を82球で3安打、4奪三振、1四球、無失点と好投。菅野は7回表の攻撃で代打を送られ、勝利投手の権利を得て降板となった。
 
 その後はマシソン・西村・カミネロとつないで完封リレー。打線の援護や救援陣の好投にも恵まれた菅野は、リーグ最多の8勝目を手にした。
 
 敗れた広島は自慢の打線が2試合連続完封と振るわず、投手陣も小刻みに失点を重ねてしまい、カード負け越しとなった。