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【15日の交流戦結果その1】ヤクルト・原樹理9回2失点完投、De宮崎満塁弾、広島・岡田リーグ最多タイ7勝目

2017/06/15

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〇ヤクルト6-2楽天●(神宮球場)
 
 ヤクルトが勢いに乗る楽天・則本を攻略し白星を飾った。
 
 ヤクルト先発・原樹理、楽天先発・則本で試合はスタート。原は4回にウィーラーのソロ本塁打で1点を失ったが、打線が反撃を見せた。
 
 5回、ヤクルトは雄平の安打・則本の暴投で一死3塁とチャンスを作ると、大引のスクイズで同点に追いつく。そして、6回には西田・坂口の安打、山田の四球で満塁のチャンスを作ると、雄平の適時打、グリーンの振り逃げで3点を追加した。また、8回には則本の悪送球につけ込み、2点を奪いリードを5点に広げた。
 
 投げては、原が楽天打線を相手に9回を121球で4安打、6奪三振、無四球、2失点と快投。打線の援護にも恵まれ、原は今季2勝目を手にした。
 
 敗れた楽天は、先発・則本が7回6失点と乱調だった。また、則本の登板連続2桁奪三振の記録も8試合でストップとなった。
 
〇DeNA6-2ロッテ●(横浜スタジアム)
 
 DeNAが一発攻勢でロッテを降しカード勝ち越しを飾った。
 
 初回、DeNAはロペスのソロ本塁打で1点を先制。しかし、直後に先発・熊原がパラデスに2回・4回に2打席連続でソロ本塁打を浴び、逆転を許してしまった。
 
 1点を追うDeNAだったが、5回にエリアンの四球、ロペス・筒香の連打で一死満塁のチャンスを作ると、宮崎が値千金の満塁本塁打を放ち逆転に成功した。そして、7回にはロペスがこの日2本目となるソロ本塁打を放ち、ダメ押しの追加点を奪った。
 
 先発・熊原はパラデスに2本塁打を浴びたが、5回を78球で3安打、7奪三振、3四球、2失点と試合を作った。その後は、田中・パットン・三上・山崎康と繋ぎ6回以降を無安打に抑え、ロッテ打線の反撃を封じた。
 
〇広島7-2オリックス●(マツダスタジアム)
 
 広島が序盤に奪ったリードを守り切り、3連勝を飾った。
 
 初回、広島は田中の四球・モレルの失策でチャンスを作ると、丸・エルドレッドの適時打、安部の2点本塁打でこの回打者一巡の猛攻で5点を先制した。そして、6回にはエルドレッドが今季第16号となるソロ本塁打、8回には會澤の適時打で1点を追加し、リードを広げた。
 
 投げては、先発・岡田が6回2失点と試合を作り、その後は中田・中崎・一岡と繋ぎリードを守り切った。岡田はハーラートップタイとなる今季7勝目を手にした。
 
 敗れたオリックスは、投打に振るわず4連敗となった。