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メジャーからの”逆輸入”右腕・村田透が古巣・巨人戦でプロ初勝利!

2017/06/11

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〇日本ハム5-1巨人●(札幌ドーム)
 
 北海道日本ハムファイターズの村田透投手は、11日に本拠地・札幌ドームで行われた読売ジャイアンツ戦に先発登板。5回を69球で6安打、2奪三振、1四球、1失点と試合を作り、今季7試合目で嬉しいプロ初勝利を手にした。
 
 この日は、プロ初勝利を狙う村田を打線が援護。3回に西川の本塁打で2点を先制すると、4回には田中に適時三塁打、中島に適時打が飛び出し2点を追加。リードを4点に広げた。
 
 村田は、3回以外は全て走者を背負う投球となったが、要所を締め、古巣の巨人打線に得点を許さなかった。村田は5回で降板すると、その後は救援陣が好投。6回からは谷元・鍵谷・マーティン・玉井・増井が無失点に抑え、村田にプロ初白星を届けた。
 
 村田は32歳の右腕で、2007年の大学・社会人ドラフトで巨人に1位指名を受け、プロ入りを果たす。しかし、2軍でも好成績は残せず、2010年10月に戦力外通告を受けてしまったが、トライアウトでの投球がクリーブランド・インディアンスのスカウトの目に留まり、同球団とマイナー契約を結び、プレーの場を米国に移した。
 
 そして、マイナーリーグでは最多勝を獲得するなど優秀な成績を残し、NPBの1軍デビューよりも先に、2015年にインディアンスでメジャーデビューを果たした。しかし、当時のインディアンスの投手層は厚く、メジャーではこのデビュー時のみの1登板に留まった。その後もメジャー昇格を狙い続けたが、2016年11月に自由契約となる。
 
 そして、2016年オフに日本ハムと契約し、村田は2010年以来となるNPB復帰を果たした。今季はNPBで初となる1軍登板を果たし、ここまで6試合(先発4試合)に登板。そして、5度目の先発となったこの試合で、古巣相手にプロ初勝利を飾った。
 
 ドラフト1位で指名されながら、たった3年で戦力外通告を受け、その後は過酷な環境と言われる米国・マイナーリーグで力をつけ、NPB復帰を果たした村田。経験豊富な右腕の力は、今後もチームにとって必要となることは間違いないだろう。