ソフトバンク、「大谷２世」が待望のプロ初先発か。新助っ人加入のロッテは“チーム確変”に期待【パ展望第17節】
プロ野球は26日から第17節に入る。福岡ソフトバンクホークスの2014年ドラフト1位の松本裕樹投手がプロ初先発の可能性が浮上している。また、ロエル・サントス外野手を獲得した千葉ロッテマリーンズは、新助っ人加入でテコ入れとなるだろうか。
2017/05/26
カード初戦は涌井対山崎福
6位 ロッテ ― 4位 オリックス ZOZOマリン 3勝2敗
最下位ロッテと5月に入って絶不調のオリックスが対戦する。どちらも浮上のきっかけを掴みたいところだ。先発ローテの巡りはロッテに分があるか。
ロッテの初戦先発は涌井秀章が上がる。前回登板では気迫の9回続投も勝ち星はつかなかった。前回が139球だっただけに、今回はやや苦しみながらのピッチングになるかもしれない。涌井なら、辛抱強く投げるはずだ。
2戦目は二木康太だろう。5戦2勝防2.73と先発陣の中では最も状態がいい。圧巻の投球を見せつけて信頼を確実なものにしたい。
打線はリードオフマンに注目したい。新外国人のロエル・サントスが来日し、その場を追われるかもしれない選手たちがどう意地を見せてくれるか。ここ2試合では大嶺翔太が活躍。確実にチームは変わろうとしている。
昨季首位打者の角中勝也が復帰し、安心感があるのは大きい。鈴木大地、復調の兆しをみせる清田育宏とうまく絡ませたい。田村龍弘の打も貴重だ。
オリックスの初戦先発は山崎福也と発表されている。前回登板では試合を作れなかった。再びもらった機会を大事にしたい。第2戦目は松葉貴大か。24日が雨天中止となって後ろに回ってきた。前回のオリックス戦では痛打を浴びたが、昨季は2勝を挙げている。
3戦目は山岡泰輔になるか。3人のドラ1を揃えたローテとなるが、山崎福、山岡はそろそろ結果を出したい。
打線は宮崎祐樹が1軍に復帰したが、23日は川端崇義をスタメン起用。25日は駿太と模索中だ。4番T-岡田、5番小谷野栄一、6番ブレント・モレルの状態がいいだけに、チャンスメークできるかがポイントになる。